テニススクールの運営で、いちばん神経を使うのが雨天中止の連絡ではないでしょうか。空を見上げて判断し、決めた瞬間から電話をかけ始める。ジュニアクラスなら保護者へ、一般クラスなら本人へ。1クラス10人でも、3クラス分で30件。しかも中止を知らずに来てしまう人が毎回必ず出ます。
もうひとつの悩みが継続率です。テニスは天候・仕事・部活で欠席が起きやすく、2〜3回続けて休むと、そのまま来なくなる。退会届が出て初めて「そういえば最近見ていない」と気づく——これがスクール経営でいちばん痛い形です。
この記事では、テニススクール・テニスクラブがLINE公式アカウントを使って、休講連絡と体験申込を仕組み化し、やめそうな生徒に早く気づく方法を紹介します。
テニススクールが抱えがちな悩み
- 雨天中止の連絡に毎回30分以上取られ、しかも連絡漏れが出る
- 中止を知らずに来場する人がいて、現場で謝罪対応になる
- 振替レッスンの申込を電話とメモで管理していて、空き枠の把握が煩雑
- 体験レッスンの申込がフォームやメールで来るが、返信が遅れて逃している
- 2〜3回休んだ生徒がそのまま退会していく
- 生徒のレベル(初級・中級・上級)や曜日で案内を分けたいのに、一斉メールしか出せない
- ジュニアの保護者と連絡が取りづらく、進級やイベントの案内が伝わらない
- 大会・イベント・合宿の告知が、コート横の掲示板だけで終わっている
なぜテニススクールにLINEが向いているのか
- 雨天中止は「今すぐ・全員に」届ける必要がある連絡。LINEの一斉配信がそのまま解決策になる
- クラス単位・曜日単位でタグを分けて配信できるので、関係ない人に送らずに済む
- ジュニアの保護者は電話に出られなくてもLINEは見る。連絡手段として現実的
- 欠席・振替の申請をフォームで受けられるので、電話番と手書きメモから解放される
- 通い続けてもらう業態=継続率がそのまま売上。フォロー配信の効果が直接効く
- 体験からの入会が主な集客ルート。体験後のフォローを自動化する価値が大きい
エルたすでできること(テニススクールの使い方)
エルたすを使うと、連絡業務と入会フォローを次のように自動化できます。
| やりたいこと | エルたすの機能 | 使い方 |
|---|---|---|
| 雨天中止を一斉に伝えたい | タグ・セグメント配信 | 「火曜19時クラス」など該当クラスにだけ即時配信 |
| 体験レッスンを取りこぼしたくない | 予約管理 | 希望日時・レベル・年齢をフォームで24時間受付。ログイン不要 |
| 体験の来場忘れを防ぎたい | 予約リマインダ | 前日と当日に持ち物(ラケット貸出の有無・シューズ)を添えて自動送信 |
| よくある質問を減らしたい | 自動応答 | 「料金」「体験」「振替」「駐車場」「ラケット貸出」に24時間自動返信 |
| 体験から入会につなげたい | ステップ配信 | 体験当日・3日後・1週間後にフォローを自動送信 |
| 欠席が続く生徒に気づきたい | タグ・分析 | 「2回連続欠席」タグで抽出し、個別に声をかける |
| 振替の空き枠を埋めたい | メッセージ配信 | 当週の振替可能枠を対象クラスに配信 |
| 時間割をすぐ見せたい | リッチメニュー | 時間割・料金・振替申請・アクセスをトーク画面下に常設 |
| どの告知が読まれたか知りたい | 分析 | 配信のクリック数・流入経路を計測 |
| 案内文を書く時間がない | AIビルダー | 休講案内やイベント告知の下書きをAIが自動生成 |
雨天中止の連絡は「クラス別タグ」で組んでおく
これが最も効果を実感しやすい使い方です。
事前に生徒を**「月曜18時ジュニア」「火曜19時一般中級」**のようにクラス単位のタグで分けておきます。中止を決めたら、該当タグを選んで1通送るだけ。30件の電話が、30秒の操作に変わります。
文面もあらかじめ定型を用意しておきます。
【本日のレッスンについて】
雨天のため、本日◯月◯日(◯)◯時のクラスは中止とさせていただきます。
振替は下のメニューからお申し込みいただけます。
ご来場前にご確認ください。
大事なのは、「中止」だけでなく「開催します」も送ることです。微妙な天気の日に「今日はやりますか?」という問い合わせが集中するのは、開催の連絡がないからです。判断が微妙な日ほど、開催の一報が問い合わせを止めます。
体験レッスン後の3通で入会が決まる
体験に来た人がその場で決めきれないのは自然なことです。持ち帰って家族と相談し、他のスクールとも比べます。その検討期間に接点がないと、そのまま忘れられます。
体験の当日にタグを付けておけば、あとは自動で流れます。
- 当日の夜: 「本日はありがとうございました」+クラスの雰囲気が伝わる一言+入会案内
- 3日後: よくいただく質問への回答(振替制度・用具・費用・レベル分けの考え方)
- 1週間後: 入会金無料などの期限付き特典+次の体験日程
3通目の期限はあえて短く区切るのがコツです。「今月中のお申し込みで入会金無料」のように締切があると、迷っている人の背中を押せます。
「2回連続欠席」で気づく仕組みをつくる
退会は突然起きません。必ず欠席の積み重ねが先にあります。
出欠を記録してタグを付ける運用にしておけば、「2回連続欠席」の人を抽出できます。そこへ配信するのは営業ではなく、気にかける1通です。
最近お見かけしていないので、ご様子をうかがいました。
お忙しい時期かと思います。振替は◯週間先まで可能ですので、ご都合のよいときにぜひ。
この1通があるかないかで、戻ってくる人の数は変わります。**辞める理由の多くは「なんとなく足が遠のいた」**であって、不満ではないからです。
具体的な活用シナリオ(体験〜継続まで)
| タイミング | 送る内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 友だち追加直後 | ご挨拶+時間割+体験レッスンのご案内 | 体験申込への導線をその場でつくる |
| 体験の申込直後 | 日時・持ち物・ラケット貸出の有無・アクセスの控え | 当日の不安をなくす |
| 体験の前日 | リマインド+駐車場・雨天時の対応 | 来場忘れを防ぐ |
| 体験の当日夜 | お礼+入会のご案内 | 熱があるうちに次の一歩を示す |
| 体験3日後 | 振替制度・費用・レベル分けの説明 | 検討中の不安を潰す |
| 体験1週間後 | 期限付きの入会特典 | 迷いを決断に変える |
| 入会1か月後 | 「慣れましたか?」+コーチからの一言 | 初期の離脱を防ぐ |
| 天候不順の日 | 開催・中止の判断連絡(該当クラスのみ) | 問い合わせと現場の混乱をなくす |
| 2回連続欠席時 | 様子うかがい+振替のご案内 | 退会になる前に手を打つ |
| 大会・イベント2週間前 | 参加募集(レベル別タグに配信) | 参加率を上げる |
タグの付け方の例
| タグ | 配信するとき |
|---|---|
| 曜日・時間別クラス | 雨天中止・開催連絡、そのクラス限定のお知らせ |
| ジュニア(保護者) | 進級テスト、夏休みの短期教室、大会のご案内 |
| 一般・初級 | 基礎練習会、初心者向けイベント |
| 一般・中級以上 | 大会・団体戦・レベル別レッスンの募集 |
| 体験のみ・未入会 | 期間限定の入会特典、次回の体験日程 |
| 2回連続欠席 | 様子うかがい+振替のご案内 |
| 休会中 | 復帰キャンペーン、季節の再開案内 |
| 退会後3か月以上 | 短期教室・イベントからの再接触 |
短期教室と夏の需要は、先に組んでおく
テニススクールは春休み・夏休みの短期教室が新規獲得の大きな山です。ただし、その時期は現場が最も忙しく、告知を作る余裕がありません。
- 募集の1か月前: 在籍生の保護者へ先行案内(ジュニアタグ)
- 3週間前: 一般向けの募集開始
- 2週間前: 残席のご案内
- 1週間前: 締切のリマインド
- 短期教室の最終日: 通常クラスへのご案内+特典(自動)
これらはあらかじめ配信予約まで済ませておけるので、繁忙期に手が空きます。短期教室から通常入会につなげる最後の1通を、忙しさで落とさないことが何より大事です。
まとめ
テニススクールの運営は、天候に振り回される連絡業務と、静かに進む退会の2つに時間と売上を削られています。どちらも、人が気合いで対応する話ではなく、仕組みで解決できる問題です。
エルたすは、クラス別のタグ配信・24時間予約・リマインダ・ステップ配信・自動応答をまとめて使えるLINE運用ツールです。月額6,980円(税抜)から、初期費用は0円。生徒さんや保護者はログイン不要で体験や振替を申し込めます。有料プランは14日間無料で試せて、フリープランはカード登録も不要です。休講案内やイベント告知の下書きはAIが用意します。
まずはクラス別タグでの雨天連絡、体験後の3通フォロー、そして2回連続欠席への声かけ。この3つから始めれば、電話に取られていた時間が戻り、やめかけていた生徒がコートに戻ってきます。