活用事例

レンタカー店のLINE活用ガイド|予約受付・貸出前の案内・リピートを自動化

公開: 2026年8月31日8分で読めます
🚘活用事例

レンタカー店の忙しさは、時間帯にきれいに山ができるのが特徴です。朝の貸出、夕方の返却、そのあいだに鳴り続ける電話。「明日の朝、8人乗り空いてますか」「チャイルドシートは付けられますか」「返却が1時間遅れそうなんですが」——一台の受付をしながら、別のお客さまの問い合わせに答え続けることになります。

しかも困るのは、この電話の多くが予約にならないことです。空き状況を聞かれて答え、料金を説明し、それで「検討します」で終わる。答えた内容の8割は、実は毎回まったく同じ内容です。

さらにもったいないのが、返却したあとの空白です。旅行や帰省で一度使った方は、次も同じ用途でまた車を借ります。それなのに次に検索されたときは、あなたの店ではなく大手の比較サイトが最初に出てきます。一度接点を持ったお客さまと、つながり続ける手段を持っていないからです。

この記事では、レンタカー店・カーシェア事業者がLINE公式アカウントを使って、予約受付・事前案内・当日連絡・返却後のリピート促進までを仕組みにする方法を紹介します。

レンタカー店が抱えがちな悩み

  • 空き状況と料金を聞く電話が多く、そのわりに予約につながらない
  • 朝の貸出ラッシュ中に電話が鳴り、受付の手が止まる
  • 免許証・保険・補償制度の説明を、毎回カウンターで一から説明している
  • 予約したのに来ない無断キャンセルがあり、その日の車が遊んでしまう
  • 返却遅れの連絡が電話でしか来ず、次の貸出予定に影響する
  • 平日の日中や閑散期に車が空いているのに埋められない
  • 一度使ってくれた方に、次の機会を案内する手段がない
  • 法人利用・観光利用・引っ越し利用など、用途がバラバラなのに同じ案内しか出せない

なぜレンタカー店にLINEが向いているのか

  • 予約は「日時・車種・オプション」が決まれば成立する。フォームで完結しやすい業種
  • 空き確認や料金の質問は定型が多く、自動応答で十分に答えられる
  • 貸出日が事前に決まっているので、前日・当日のリマインダが機能する
  • 免許証の写真・傷の確認写真など、画像のやりとりが多い
  • 帰省・旅行・車検の代車など、利用理由に周期があるため、時間起点の案内と相性がよい
  • 予約サイト経由と違い、手数料なしで直接つながる自社の顧客リストになる

エルたすでできること(レンタカー店の使い方に落とすと)

エルたすはLINE公式アカウントに予約・配信・自動応答の機能を足すツールです。レンタカー店で効くのは次の使い方です。

エルたすの機能 レンタカー店での使い方
予約管理 日時・車種・オプションを選んで、お客さまはログイン不要で24時間予約できる。電話が鳴らない時間帯でも受付が進む
リマインダ 貸出前日・当日朝に自動でお知らせ。持ち物(免許証・支払い方法)も一緒に案内して当日の手戻りを減らす
自動応答 「料金」「営業時間」「返却が遅れそう」「チャイルドシート」「免責補償」など、よくある質問に24時間自動で返す
リッチメニュー 「空き状況・予約」「料金表」「よくある質問」「アクセス」「延長・返却の連絡」をトーク画面下に常設
ステップ配信 予約完了 → 前日案内 → 返却後のお礼 → 次の連休前の案内、までを自動で流す
タグ/セグメント配信 「法人」「観光」「帰省」「軽自動車派」「ミニバン派」で分け、その人に合う案内だけを送る
クーポン・お客さまの声 平日限定クーポンで閑散日を埋める。利用後に口コミ投稿をお願いする
分析 どのチラシ・看板・サイトから友だち追加されたか、どの案内が読まれたかを計測する
AIビルダー 「年末年始の予約受付開始のお知らせ」などの配信文の下書きをAIが自動生成

とくにレンタカー店で効果が大きいのは、「空き確認の電話」を予約フォームに置き換えることと、**「前日リマインダで当日の事故を減らすこと」**の2つです。

予約から返却までをLINEで組む

① 予約が入るまで

看板・チラシ・自社サイト・車体のステッカーにQRコードを載せ、友だち追加してもらいます。追加直後に自動で送るのは次の3点です。

  1. 料金表と車種一覧(画像1枚で見られる形に)
  2. 予約ボタン(24時間受付・ログイン不要)
  3. よくある質問(免許証・補償・給油ルール・キャンセル規定)

この3点を最初に送っておくだけで、電話で聞かれる内容の大半が先回りで解決します。

② 予約が入ったあと

タイミング 送る内容
予約完了時 予約内容の控え(日時・車種・料金・店舗地図)
前日 リマインダ+当日の持ち物(運転免許証・支払い方法)
当日朝 受付場所と受付時間、混雑する時間帯のご案内
貸出直後 給油ルール・返却方法・緊急時の連絡先のまとめ

前日リマインダは、無断キャンセルと**「免許証を忘れて出直し」**の両方を減らします。レンタカー店では、この当日の手戻りが受付の列を伸ばす最大の原因です。

③ 返却後(ここが一番使われていない)

タイミング 送る内容
返却当日 ご利用のお礼+口コミ投稿のお願い
1週間後 次回に使えるクーポン(有効期限を長めに)
連休の1か月前 早期予約のご案内(GW・お盆・年末年始)
半年後 前回と同じ用途を想定した案内(帰省・旅行など)

レンタカーは「必要になったときに探す」商材です。だからこそ、必要になる少し前にこちらから声をかけられるかで決まります。連休の1か月前に一斉配信を送れるだけで、比較サイトを開かれる前に予約が埋まります。

用途で出し分ける配信の型

タグを付けておくと、その人に関係のある案内だけを送れます。

タグ 送る内容 送る時期
観光・レジャー ドライブコースの提案、連休の早期予約案内 連休の1か月前
帰省 大型車の予約案内、繁忙期の受付開始のお知らせ 盆・年末の6週間前
法人・営業車 平日の長期割引、月極プランのご案内 期初・四半期の変わり目
代車利用 車検・修理シーズンに合わせた案内 車検の時期
軽自動車派 軽の空き情報、平日限定クーポン 閑散期

全員に同じ内容を送るとブロックされます。「自分に関係がある」と思える内容だけを送るのが、長く読んでもらう唯一のコツです。

閑散日を埋める使い方

レンタカー店の利益は稼働率で決まります。空いている日を埋めるために使えるのが、期限を切ったクーポンのセグメント配信です。

  • 直近3か月に利用がない方だけに、平日限定クーポンを送る
  • 天候が読めた週の前半に「平日ドライブ割」を配信する
  • 車検・法定点検で入庫が増える時期に、代車需要へ向けた案内を送る

「空いている日に、来てくれそうな人だけに声をかける」。この作業を手動で毎週やるのは無理がありますが、タグと配信予約を使えば数分で終わります。

注意しておきたいこと

  • 免許証の画像など個人情報の扱いは自社のルールを決めてから運用する(保存期間・閲覧できる人を明確にする)
  • 補償・免責・キャンセル料の説明は、契約書面の内容と食い違わないようにそのまま転記する
  • 「必ず空いています」といった断定的な表現は避け、空き状況は予約フォームの実態に合わせる
  • 事故・故障時の対応は、LINEだけで完結させず必ず電話番号も併記する

友だち追加をどう増やすか

  • 貸出のカウンターで案内するのが最も自然(「返却のご連絡や延長のご相談もLINEでできます」)
  • 車内のダッシュボードにQRコード付きのカードを置く
  • 返却後のお礼メールやレシートにQRを印刷する
  • 自社サイトの予約ボタンの横に「LINEで予約する」を並べる
  • 提携している宿泊施設・観光施設にQRのPOPを置かせてもらう

まとめ

レンタカー店の課題は、集客そのものよりも**「同じ質問への対応で受付が埋まること」「一度使ってくれた方と切れてしまうこと」**にあります。どちらも電話と記憶では限界があります。

エルたすは、予約・リマインダ・ステップ配信・タグ配信・自動応答をまとめて使えるLINE運用ツールです。月額6,980円(税抜)から、初期費用は0円。お客さまはログイン不要で予約できます。有料プランは14日間無料で試せて、フリープランはカード登録も不要です。繁忙期の案内文の下書きはAIが用意します。

まずは24時間の予約受付前日リマインダ(持ち物つき)、そして連休1か月前の早期予約案内。この3つを組んでおくだけで、朝の電話は静かになり、比較サイトを開かれる前にあなたの店が思い出されるようになります。

関連記事

🌐

ホームページ制作会社のLINE活用ガイド

問い合わせ・見積り・保守提案を自動化

活用事例

ホームページ制作会社のLINE活用ガイド|問い合わせ・見積り・保守提案を自動化

Web制作会社・ホームページ制作会社のLINE公式アカウント活用術を解説します。相談の受付、ヒアリングの効率化、長い検討期間の追客、制作後の保守・リニューアル提案まで、少人数の制作会社でも回る仕組みを紹介します。

2026年8月31日8
🎮

eスポーツスクールのLINE活用ガイド

体験申込・保護者連絡・継続を自動化

活用事例

eスポーツスクールのLINE活用ガイド|体験申込・保護者連絡・継続を自動化

eスポーツスクール・ゲーミングスクールのLINE公式アカウント活用術を解説します。体験会の申込受付、保護者への安心材料の提供、レッスン前のリマインダ、大会告知から継続率アップまで、少人数運営でも回る仕組みを紹介します。

2026年8月31日8
🚧

解体工事会社のLINE活用ガイド

現地調査の依頼と工事連絡を自動化

活用事例

解体工事会社のLINE活用ガイド|現地調査の依頼と工事連絡を自動化

解体工事会社のLINE公式アカウント活用術を解説します。写真での概算見積り依頼、現地調査の日程調整、着工から完了までの進捗報告、不動産会社・工務店といった紹介元との連絡まで、相見積もりで選ばれるための導線を紹介します。

2026年8月30日8