通信制高校・サポート校の入学相談は、電話をかけづらい人が多いという他にない特徴があります。転入・編入を考えている生徒本人は、学校のことを人に話したくない。保護者は「うちの子は」と切り出すのに勇気がいる。だから資料だけ請求して、そのまま何か月も動かない——これが最も多いパターンです。
一方で、動くときは急に動きます。学期の変わり目、進級判定の直前、体調が回復したタイミング。その瞬間に「今から相談できますか」と聞ける窓口があるかどうかで、出願にたどり着くかどうかが変わります。
この記事では、通信制高校・サポート校がLINE公式アカウントで資料請求後の追客と在校生フォローを仕組み化し、相談しやすい学校になる方法を紹介します。
通信制高校・サポート校がつまずきやすいこと
- 資料請求はあるのに、その後の連絡がつながらない(電話に出てもらえない)
- 検討期間が数か月〜1年以上と長く、その間に他校に決まってしまう
- 生徒本人が電話を嫌がり、保護者経由でしか話が進まない
- 「学費はいくら」「バイトと両立できる」「前の学校の単位は使える」といった同じ質問に毎日答えている
- 説明会・個別相談の当日キャンセルが多い
- 転入・編入の時期が読めず、問い合わせの波が予測できない
- 在校生のレポート提出やスクーリングの連絡が紙とメールで届かない
- 出席や課題が滞っている生徒に、早い段階で気づけない
なぜ通信制高校・サポート校にLINEが向いているのか
- 電話が苦手な層に、いちばん届く連絡手段。文字でなら聞けることがたくさんある
- 生徒本人も保護者もすでに毎日使っている。新しいアプリを入れてもらう必要がない
- 検討期間が長い業種ほど、期間中ずっと接点を持てるツールの価値が大きい
- 「深夜に調べて、深夜に相談したくなる」層に、24時間答えられる自動応答が効く
- 在校生へのスクーリング日程・レポート締切の連絡が確実に届く
- 保護者と生徒で送り分けができる(同じ内容でも伝え方を変えられる)
エルたすでできること(通信制高校・サポート校の使い方)
エルたすを使うと、資料請求後の追客から在校生フォローまでを次のように自動化できます。
| やりたいこと | エルたすの機能 | 使い方 |
|---|---|---|
| 資料請求後に連絡を続けたい | ステップ配信 | 請求直後・3日後・1週間後…と、押しつけずに情報を届ける |
| 説明会・個別相談を取りたい | 予約管理 | オンライン相談・来校相談の枠を24時間受付。生徒はログイン不要 |
| 当日キャンセルを減らしたい | 予約リマインダ | 前日と当日に「◯時からです」を自動送信 |
| よくある質問に答えたい | 自動応答 | 「学費」「単位」「転入時期」「バイト」「登校日数」などに24時間自動返信 |
| 生徒と保護者で内容を変えたい | タグ・セグメント配信 | 「生徒本人」「保護者」タグで案内文を出し分け |
| 検討状況ごとに案内を変えたい | タグ・セグメント配信 | 「資料請求のみ」「相談済み」「出願検討中」で段階別に配信 |
| 在校生に連絡を届けたい | メッセージ配信 | スクーリング日程・レポート締切・行事の案内を確実に届ける |
| 相談の入り口を分かりやすく | リッチメニュー | 資料請求・個別相談予約・よくある質問・学費案内を常設 |
| 電話が苦手な子と話したい | トーク(1対1) | 文字で相談を受ける。既読のタイミングで様子も分かる |
| どの案内が読まれたか知りたい | 分析 | 配信のクリック数・流入経路を計測し、次の案内に反映 |
| 案内文を書く時間がない | AIビルダー | 説明会告知やフォロー文の下書きをAIが自動生成 |
「文字で聞ける」が、この業種では最大の価値
通信制高校を検討している生徒の多くは、電話をかけること自体がハードルになっています。前の学校でうまくいかなかった経緯を、初対面の相手に声で説明するのはしんどい。
LINEなら、こう変わります。
- 深夜0時に「今2年で、単位が足りていません。転入できますか」と一言送れる
- 学校は翌朝、落ち着いて「その状況ならこういう選択肢があります」と返せる
- 何往復かした後で「一度お話しできますか」と、面談につながる
声を出さずに始められることが、この業種の相談導線としてはいちばん重要です。自動応答で「学費」「転入時期」といった基本情報を24時間答えられるようにしておけば、深夜に調べている生徒を朝まで待たせずに済みます。
資料請求のあとの「3か月」を空白にしない
資料を送っただけで終わると、その後の3か月は完全な空白になります。この期間に情報を届け続けられるかどうかが、出願率をいちばん大きく左右します。
大事なのは、急かさないことです。「今すぐ出願を」ではなく、「こういう生徒さんがいます」「卒業までの流れはこうです」と、判断材料を静かに積み上げる。ステップ配信なら、この「押しつけない追客」を全員に同じ品質で届けられます。
具体的な活用シナリオ(資料請求〜出願、そして在学中)
通信制高校のLINEは、検討フェーズと在学フェーズの2本立てで組むと運用が安定します。
① 資料請求から出願まで
| タイミング | 送る内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 友だち追加直後 | ご挨拶+よくある質問+個別相談の入り口 | 「聞いていい場所」だと伝える |
| 当日 | 資料の発送のご連絡+オンライン相談のご案内 | 温度が高いうちに次の一歩を示す |
| 3日後 | 学びの進め方(レポート・スクーリング・試験)の解説 | 仕組みへの不安を消す |
| 1週間後 | 学費と就学支援金の考え方(例つき) | いちばん多い不安に先回りする |
| 2週間後 | 在校生・卒業生の進路の紹介 | 「その先」が見えると検討が進む |
| 3週間後 | 転入・編入の時期と手続きの流れ | 動くべきタイミングを具体化する |
| 1か月後 | 個別相談・学校見学のご案内(再) | 迷っている人の背中をそっと押す |
| 以降・月1回 | 説明会情報・学校の様子・出願スケジュール | 決断の瞬間に思い出してもらう |
| 出願期の2週間前 | 出願に必要な書類と締切のご案内 | 「間に合わない」を防ぐ |
② 入学後(在校生・保護者フォロー)
| タイミング | 送る内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 入学直後 | 学習の進め方・担任の連絡先・提出物の見方 | 最初のつまずきを防ぐ |
| 毎月 | 今月のレポート提出目安・スクーリング日程 | 進度の遅れを未然に防ぐ |
| 締切の1週間前 | レポート締切のリマインド | 提出忘れをなくす |
| スクーリング前日 | 持ち物・集合時間・アクセス | 当日欠席を減らす |
| 試験の2週間前 | 単位認定試験の範囲と準備の進め方 | 不安をやわらげる |
| 学期末 | 保護者向けの学習状況のご案内 | 家庭と学校の認識を揃える |
| 進級・卒業前 | 進路相談の案内、次年度の手続き | 中退・停滞を防ぐ |
レポート締切のリマインドが、いちばん学校を助ける
通信制高校でつまずく生徒の多くは、**「やる気がない」のではなく「締切が把握できていない」**だけです。紙で配った予定表は数日でどこかへ行き、メールは開かれません。
締切の1週間前と前日にLINEが届くだけで、提出率は目に見えて変わります。これは生徒のためであると同時に、学校の単位認定業務と督促の負担を減らす施策でもあります。
タグの付け方の例
通信制高校は、相手が生徒か保護者か、いま検討のどの段階かで、送るべき言葉がまったく違います。
| タグ | 配信するとき |
|---|---|
| 生徒本人 | 学校生活の様子、在校生の声、相談のしやすさ |
| 保護者 | 学費・就学支援金・卒業実績・進路実績 |
| 中学3年生(新入学) | 出願スケジュール、入試の流れ |
| 転入希望(在籍中) | 転入時期と単位の引き継ぎ、早めの相談のご案内 |
| 編入希望(退学済み) | 編入の要件、必要書類、履修計画 |
| 資料請求のみ | 判断材料を届けるステップ配信 |
| 個別相談済み | 相談内容に合わせた個別フォロー |
| 出願検討中 | 締切と必要書類のリマインド |
| 在校生 | レポート・スクーリング・試験の連絡 |
| 提出が滞りぎみ | 個別の声かけ(配信ではなく1対1で) |
「提出が滞りぎみ」のタグは、一斉配信に使わないことが大切です。気にしている生徒に一斉配信で催促が届くと、逆効果になります。このタグは担任が1対1で声をかけるための目印として使います。
表現で気をつけること
学校の広報は、生徒募集の公正さと個人情報の扱いに配慮が必要です。次の点は必ず事実ベースで運用してください。
- 卒業率・進学実績・就職実績は、実績のある数値のみを、集計方法とあわせて示す
- 「必ず卒業できます」「絶対に大学に入れます」など、結果を保証する表現は使わない
- 就学支援金の説明は、制度の要件と、世帯状況によって金額が変わることを明記する
- 生徒の状況(不登校の経緯、健康状態など)はセンシティブな個人情報。トーク内容の取り扱いと共有範囲を校内で決めてから運用を始める
- 18歳未満の生徒とのやり取りでは、保護者への連絡ルールを事前に定めておく
丁寧に、正確に伝えることが、この業種ではそのまま信頼につながります。
まとめ
通信制高校・サポート校の課題は、「相談したいのに、電話をかけられない人」との間に、連絡手段がなかったことに尽きます。資料請求のあとに続く長い検討期間も、入学後の締切管理も、届く手段さえあれば埋められるものばかりです。
エルたすは、24時間予約・自動応答・ステップ配信・タグ配信・1対1トークをまとめて使えるLINE運用ツールです。月額6,980円(税抜)から、初期費用は0円。生徒も保護者もログイン不要で相談・予約ができるので、「アプリを入れてください」とお願いする必要がありません。有料プランは14日間無料で試せて、フリープランはカード登録も不要です。説明会の告知文やフォロー文の下書きは、AIが用意します。
まずはよくある質問の自動応答、資料請求後のステップ配信、そしてレポート締切のリマインド。この3つから始めれば、電話が鳴らないまま止まっていた相談が、文字で動き出します。