バーやスナックの売上は、ほぼ「常連さんが今週来てくれるかどうか」で決まります。新規のお客さまが1人増えるより、月2回来ていた常連さんが月3回になるほうが、売上への効き方は大きい。ところが多くの店では、その常連さんにこちらから声をかける手段が「個人LINE」しかありません。
個人LINEでのやり取りは距離が近く強力な反面、担当したスタッフが辞めるとお客さまごといなくなります。ママやマスター1人が全員分を手動で送っていれば、40人を超えたあたりで必ず回らなくなる。「今日空いてますよ」の一言を送れないまま、金曜の席が空いたまま閉店時間を迎える——これが夜の店で最ももったいない瞬間です。
この記事では、バー・スナック・ダイニングバーがLINE公式アカウントで常連さんとのつながりを店の資産として持ち、空いている夜を埋める方法を紹介します。
バー・スナックがつまずきやすいこと
- 常連さんとの連絡がスタッフの個人LINEに紐づいていて、店に残らない
- 「今日は空いていますよ」の一言を、人数分手で送る余裕がない
- 雨の日・連休の谷間・月末など、読めない暇な日が突然来る
- 貸切や団体の相談が営業時間外の電話・DMで来て、翌日まで返せない
- 誰がいつ最後に来たのかが頭の中にしかなく、離れかけた人に気づけない
- ボトルキープの期限や誕生日を思い出したときにしか案内できない
- 新しいスタッフ・イベント・フードメニューを知らせる場所がない
- 営業時間や席数、チャージの説明を毎回口頭やDMで返している
なぜバー・スナックにLINEが向いているのか
- 夜の店は**「今夜どこに行くか」を当日夕方に決める**お客さまが多い。当日配信がそのまま来店になる
- 来店の判断材料が「誰がいるか・空いているか」という軽い情報なので、1通のメッセージで足りる
- お客さまとの関係が個人的で継続的。ステップ配信やタグ管理と相性がいい
- 電話に出られない営業中でも、予約と質問が自動で溜まっていく
- 個人LINEと違い、店のアカウントとして残るためスタッフの入れ替わりに強い
- 常連さんの記念日・ボトル期限など、日付が決まっている接点を自動化しやすい
エルたすでできること(バー・スナックの使い方)
エルたすを使うと、常連づくりと空席対策を次のように仕組み化できます。
| やりたいこと | エルたすの機能 | 使い方 |
|---|---|---|
| 今夜の空席を埋めたい | メッセージ配信 | 夕方に「本日カウンター空いています」を対象タグにだけ配信 |
| 予約・貸切の相談を受けたい | 予約管理 | 日時・人数・席種をフォームで24時間受付。お客さまはログイン不要 |
| 予約の当日キャンセルを減らしたい | 予約リマインダ | 前日夜と当日夕方に「本日◯時からお待ちしています」を自動送信 |
| 営業時間の問い合わせを減らしたい | 自動応答 | 「営業時間」「定休日」「チャージ」「カード使える?」「貸切」に24時間自動返信 |
| 初来店の方を常連にしたい | ステップ配信 | 初来店の翌日・2週間後・1か月後と自動でフォロー |
| お客さまごとに案内を変えたい | タグ・セグメント配信 | 「常連」「週末のみ」「団体幹事」「ボトルキープ中」で出し分け |
| 久しぶりの方に来てほしい | クーポン | 一定期間ご来店のない方に、期限付きの1杯サービスを配布 |
| 店の様子を伝えたい | リッチメニュー | 営業時間・予約・アクセス・メニューをトーク画面下に常設 |
| どの告知が効いたか知りたい | 分析 | 配信のクリック数・予約への流入を計測して曜日や文面を調整 |
| 配信文を考える時間がない | AIビルダー | 当日の空席告知やイベント案内の下書きをAIが自動生成 |
「今夜空いています」を、送る相手を絞って出す
夜の店のLINEでいちばん効くのは、夕方17〜18時ごろの当日配信です。仕事終わりの予定がまだ固まっていない時間に届くからです。
ただし、全員に毎日送るのは逆効果です。月1回しか来ない人に週4回「空いています」が届けば、それはただのしつこい店になってしまいます。
- 「週末のみ来店」の方には、木曜か金曜の夕方だけ
- 「平日によく来る常連」には、雨の日や月末など読みにくい日だけ
- 「3か月ご来店なし」の方には、空席告知ではなく再訪のきっかけを
送る相手を絞るほど、開封されて、実際に足が向きます。
営業時間中でも、質問と予約は自動で受け取れる
バーやスナックの問い合わせは、店がいちばん忙しい時間帯に集中します。カウンターに立ちながら電話やDMを返すのは現実的ではありません。
「営業時間」「本日やってる?」「何時まで」「貸切できる?」「カード使える?」といったキーワードに自動応答を設定しておけば、接客の手を止めずに答えが返ります。予約フォームも同じで、営業中に入った相談は翌朝まとめて確認すれば十分です。
具体的な活用シナリオ(初来店〜常連化まで)
バー・スナックのLINEは、**「1回来た人に、3回目まで来てもらう」**設計にすると効果が出ます。3回来た方は、その後も自然に通ってくれることが多いからです。
| タイミング | 送る内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 友だち追加直後 | ご挨拶+席の予約先+営業時間・アクセス | 連絡先を店に残し、次回の入り口を渡す |
| 初来店の翌日 | お礼+次回使える1杯サービス(有効期限1か月) | 2回目の理由をその場で渡す |
| 2週間後 | 今週のおすすめ・入荷したお酒の紹介 | 店を思い出してもらう |
| 1か月後 | 「またお待ちしています」+空いている曜日の案内 | 3回目につなげる |
| 来店ごと | ご来店日をタグ・メモに記録 | 誰が離れかけているかを見える化 |
| 誕生日の1週間前 | お祝いのご案内(乾杯の1杯サービスなど) | 記念日の来店先に選んでもらう |
| ボトル期限の3週間前 | 「お預かりのボトル、期限が近づいています」 | 明確な来店理由を作る |
| 3か月ご来店なし | 期限付きの再訪クーポン | 離れかけた方を呼び戻す |
| 週末の夕方 | 当日の空席・その日のスタッフ紹介(対象タグのみ) | 空いた席を当日中に埋める |
誕生日とボトル期限は、いちばん自然な「来る理由」
夜の店で押し売りにならない来店理由は、日付が最初から決まっているものです。誕生日とボトルキープの期限は、その代表格です。
「来週お誕生日ですね。よろしければ乾杯の1杯をご用意します」——この一言は、割引の案内よりずっと来店につながります。お客さま個人に向けた連絡だからです。エルたすなら誕生日やボトル期限を登録しておくだけで、その時期に自動で届きます。
タグの付け方の例
バー・スナックは客層と来店ペースがバラバラです。タグを整えるほど、配信が「しつこくない」ものになります。
| タグ | 配信するとき |
|---|---|
| 常連(月2回以上) | 新しいお酒の入荷、イベントの先行案内 |
| 週末のみ来店 | 木・金の夕方の空席案内 |
| 平日利用 | 雨の日・月末など、読みにくい日の当日告知 |
| 団体・幹事 | 忘年会・歓送迎会の貸切枠の先行案内 |
| ボトルキープ中 | 期限リマインド、次のボトルのご相談 |
| 記念日登録あり | 誕生日・記念日の1週間前のご案内 |
| 初来店から1か月以内 | 2回目・3回目につなげるフォロー |
| 3か月以上ご来店なし | 再訪クーポン(少し強め) |
「3か月以上ご来店なし」のタグは、記憶に頼っていると絶対に取りこぼす層です。常連が静かに1人減っていることに、店側はなかなか気づけません。来店履歴が残っていれば、離れかけたタイミングで一言送れます。
忘年会・歓送迎会は、2か月前に組んでおく
バー・ダイニングバーにとって11〜12月と3〜4月は貸切・団体が動く時期ですが、忙しくなってから告知を作る時間はありません。団体案内は2か月前に配信予約まで済ませておきます。
- 10月中旬: 忘年会・貸切プランの先行受付(団体・幹事タグに配信)
- 11月上旬: 人気の日程の残枠案内
- 11月下旬: 幹事向けに人数確定の締切をご案内
- 各予約日の前日: 人数・開始時間のリマインダ(自動)
一度組んでおけば、繁忙期の当日はカウンターに集中したまま告知が回り続けます。
個人LINEから店のアカウントへ、少しずつ移す
すでに個人LINEでつながっている常連さんに「今日から店のアカウントに移ってください」と伝えるのは、少し勇気がいります。無理に切り替える必要はありません。
- まずは新規のお客さまから店のアカウントに登録してもらう
- 会計時に「お店のLINEもやっています。空席やイベントのお知らせが届きます」と一言
- 個人LINEでのやり取りは今まで通り続けながら、告知だけ店のアカウントに寄せる
半年もすれば、スタッフが変わっても残るお客さまリストが店の手元にできあがります。これは看板やお酒と同じ、店の資産です。
まとめ
バー・スナックの課題は、常連さんとのつながりが人に紐づいていて、店に残らないことに集約されます。そして、空いた夜の席は翌日には取り戻せません。
エルたすは、24時間予約・リマインダ・クーポン・タグ配信・自動応答をまとめて使えるLINE運用ツールです。月額6,980円(税抜)から、初期費用は0円。お客さまはログイン不要で予約できるので、「アプリを入れてください」とお願いする必要もありません。有料プランは14日間無料で試せて、フリープランはカード登録も不要です。空席告知やイベント案内の下書きはAIが用意します。
まずは友だち追加時のご挨拶、初来店翌日のお礼+1杯サービス、そして誕生日とボトル期限のご案内。この3つから始めれば、いま静かに離れかけているお客さまから順につなぎ直せるはずです。