「今日は良い魚が入ったのに、伝えられる相手が店の前を通る人だけ」「刺身盛りの予約電話が夕方に集中して、店頭の接客が止まる」「閉店前に残った魚を、その場で誰かに知らせる手段がない」——鮮魚店が抱えるこうした悩みは、LINE公式アカウントの活用で軽くできます。この記事では、対面の商売を大事にしたまま使える、魚屋さんのためのLINE活用術を紹介します。
鮮魚店がつまずきやすいこと
- 入荷は毎日変わるのに、伝える手段が店頭の黒板とチラシだけで来店客にしか届かない
- 刺身盛り・お造りの予約電話が夕方の混雑時間に集中し、対面の接客が止まる
- 電話の聞き取りで魚種・人数分・下処理の希望・受取時間の行き違いが起きる
- 天候や時化で仕入れが読めず、予約を受けてよいか判断しづらい
- 売り切りたい魚があっても、その日のうちに声をかける相手がいない
- スーパーの鮮魚コーナーに流れたお客さまを呼び戻すきっかけがない
なぜ鮮魚店にLINEが向いているのか
- 鮮魚はその日限りの商材で、即時に届くLINEと相性が非常に良い
- 「本日 天然ブリ入荷」「アジの刺身用 残りわずか」など、写真1枚で価値が伝わる
- 注文が文字で残るため、魚種・尾数・下処理の指示のミスが減る
- 刺身盛り・オードブル・贈答用など単価の高い注文を、来店前に確定できる
- チラシと違い、追加の印刷費・配布費なしで毎日でも情報を届けられる
- 高齢のお客さまでもLINEを使っている方が多く、電話より気軽に注文してもらえる
エルたすでできること(鮮魚店の使い方)
エルたすを使うと、店頭の忙しさを増やさずに次のような運用ができます。
| やりたいこと | エルたすの機能 | 使い方 |
|---|---|---|
| その日の入荷をすぐ伝えたい | メッセージ配信 | 市場から戻った直後に「本日の入荷」を写真つきで一斉配信 |
| 取り置き・刺身盛りの電話を減らしたい | 予約管理 | ログイン不要で「魚種・人数分・下処理・受取時間」を24時間受付 |
| よくある質問に答えたい | 自動応答 | 営業時間・定休日・駐車場・「何時までに頼めば間に合うか」を24時間自動返信 |
| 商品と注文口を常に見せたい | リッチメニュー | 「本日の入荷」「取り置き予約」「刺身盛り注文」「お店の場所」を常設 |
| お客さまごとに案内を変えたい | タグ・セグメント配信 | 「業務用(飲食店)」「刺身盛り利用」「贈答用」で配信を出し分け |
| 閉店前に売り切りたい | メッセージ配信 | 「本日17時以降 切り身2割引」を近隣の友だちに即時配信 |
| もう一度来てほしい | クーポン配信 | 「2,000円以上のお買い上げでアラ1パックサービス」で再来店を後押し |
| 感想を集めたい | お客さまの声 | 「刺身盛りを法事で使った」「贈答に使った」の声を信頼づくりに活用 |
| 告知文づくりを楽にしたい | AIビルダー | 魚種と価格を入れるだけで、配信文の下書きを自動生成 |
「レジ横のPOPで友だち追加 → 毎朝の入荷速報 → LINEから取り置き」という流れができると、市場から戻った時点でその日の売り先が決まっている状態を作れます。
取り置き・刺身盛りフォームに入れておきたい項目
電話で聞き直すと結局二度手間になります。フォームの時点で次を押さえておくと、そのまま仕込みの指示として使えます。
| 項目 | 入れておく理由 |
|---|---|
| 魚種・商品名(またはおまかせ) | 仕入れの引き当てをその場で判断できる |
| 尾数・人数分・予算 | 「5人分で5,000円くらい」で頼む人にも対応できる |
| 下処理の希望(三枚おろし/内臓処理/刺身用に引く/そのまま) | 当日の作業ミスと確認の電話を防げる |
| 受取希望日時 | 混雑時間を避けて受け渡しを分散できる |
| 用途(普段の食卓・法事・お祝い・贈答 など) | 盛り付けや器の選び方を用途に合わせられる |
| 苦手な魚・アレルギーの有無 | おまかせ注文でも安心して任せてもらえる |
| 屋号・請求先(飲食店など業務用の場合) | 締め請求の処理をそのまま進められる |
具体的な活用シナリオ
はじめて来てくれたお客さまを常連にするまでの、自動フォローの一例です。
| タイミング | 配信内容 |
|---|---|
| 友だち追加の直後 | あいさつ+「入荷速報を毎朝お届けします」+次回使えるサービス券 |
| 毎日の朝9〜10時 | 本日の入荷(写真つき)+取り置き予約リンク |
| 毎週金曜の夕方 | 「週末のおすすめ」+刺身盛り・海鮮丼セットの案内 |
| 初回購入の3日後 | お礼+「刺身盛りは前日までのご予約で確実にご用意できます」の案内 |
| 3週間ご来店がない方 | 「お久しぶりです」+その週の目玉の魚のお知らせ |
| 年末(12月上旬) | お節用の海老・数の子・刺身盛りの予約受付を先行案内 |
| 法事・お盆の前 | 「法事用の盛り合わせ」「精進落とし向け」の予約受付を案内 |
飲食店など業務用のお客さまは、発注の曜日がほぼ決まっています。「毎週火曜と金曜に仕入れ」と分かっている先はタグで絞り、前日の夕方に入荷予定を一言送るだけで発注忘れを防げます。時化で入荷が薄い日も、朝のうちにその旨を伝えておけば、先方の献立変更が間に合います。
生鮮食品を扱う店として気をつけたいこと
- 産地・魚種名・消費期限の案内は、LINEの文面でも店頭表示と同じ内容にそろえる
- 「天然」「養殖」「地物」は表示のルールが決まっているため、配信でも正確な呼び方を守る
- 「健康になる」「痩せる」といった効能をうたう表現は避け、産地・旬・調理法など事実を書く
- 生食用と加熱用の区別は、注文の受付時と受け渡し時の両方で明記する
- 取り置きの取置期限(当日の閉店まで等)を、自動応答であらかじめ明示しておく
まとめ
- 鮮魚店の悩み(入荷が伝わらない・電話の集中・売れ残り・リピートが読めない)はLINEで軽くできる
- 毎朝の入荷速報・24時間の取り置き受付・業務用への出し分け・閉店前の売り切り告知が特に効く
- これらの自動化はエルたすでまとめて実現できる(月6,980円・税抜〜、初期費用0円)
- お客さまはログイン不要で予約でき、有料プランは14日間無料。フリープランはカード登録不要
- 毎日の告知文はAIで下書きを作れるので、配信を続ける負担が小さい
まずは「毎朝の入荷速報」と「LINEからの取り置き受付」の2つから始めると、夕方の電話を減らしながら、その日の売上を前倒しで積み上げられます。